「西尾維新アニメプロジェクト 特別試写会」へ行ってきました。

西尾維新アニメプロジェクト 特別試写会」へ行ってきました。

奇跡的な当選ハガキが12月1日夕方に着たので参加してきました。ただ、当選した詳細については、公式HPでも都内某所と場所を公言していなかったので、ブログでも当選等々について明言を控えさせて頂きました。


→これが、自分に来たハガキです。群馬からの参加なので帰り等を考えて第1回目の方を選択しました。

早速、イベントの内容について報告をします。

当日は、遅刻が怖いので会場のユナイテッド・シネマ豊洲ららぽーと豊洲内)には、12時半くらいに着いたのですが、もう既に参加者らしき人達が結構居まして自分も早速受付へ。
受付は、チケット販売窓口ではなく売店とエレベーターの間にある柱のところに臨時の窓口が設けられていて、そこでハガキと身分証明書のチェックを受けまして13時まで近くのベンチで待機。
13時過ぎにスクリーンエントランスが開放され、入場。当然このときもハガキをチェックです。
「10番スクリーンってどこだろうなぁ」って思ってきょろきょろしながら奥へ恐る恐る進むと一番奥にありました。


→1番大きいスクリーン会場だと判明。自分の席は…。後ろの方でした。

指定された席についてスクリーンを見てみると


→と、でっかく出ておりました。ミュージックはオフボーカルで化物語のひたぎ〜駿河までのOPソングと(多分)刀語の音楽が交互に流されていました。

14時の開演時間に合わせてアニプレックスゆまさんこと高橋祐馬さん(以下ゆまさんとします)が、何やら袋を持ってスクリーン前の壇上に出てきて司会進行役として自己紹介と諸注意等をお願いして開演です。
あと、ゆまさんから会場は約400席で8000通の応募にお礼を述べて頂きました。
第1部は化物語です。
ゲストに阿良々木暦役の神谷浩史さんと戦場ヶ原ひたぎ役の斎藤千和さんがいらっしゃってくれました。
初めに原作者の西尾維新先生からの挨拶が届いているのでって言う事で、千和さんが読み上げはじめたのですが、直ぐに噛んだようで神谷さんへバトンタッチ「どこ?」、「まだ全然じゃんw」と言いながらも後の挨拶コメントを読み上げて、そのあと、ゆまさんの質問形式による3人のトークへ。
その中でキャラクターについてお二人ともキャラクターについて直ぐにイメージ出来たような話でスムースに作品に入ることが出来たみたいです。
また、1話ではまだ原画撮だったようで、演出上の文字の表現部分については、アフレコの画面上に何も映って無かったということでした。
放映版が完成したときは、ゆまさんが「凄いのが出来ましたよ」と興奮して神谷さんに報告して、そのDVDを観た神谷さんは「アニメーションというよりも映像作品みたいで本当に凄い作品になるぞと思った」っておっしゃっていました。
そのDVDはアフレコの現場にを持ってきたみたいで、そのときのゆまさんの興奮具合がクドかったみたいなことを言ってました。
ただ、放映寸前までディレクターの尾石さんが「まだだ、まだだ…」と手離さなかったみたいです。
また、アフレコ時、千和さんは、「この部分にこの何語を言ってください」と言われ大変だったみたいでそれでもずれたときは、スタッフのほうで「何とかします」と言われたとのことでした。
阿良々木暦については、各ヒロインの女の子との距離感を大切にして「嫌われない」キャラクター創りを最低ラインして演じていらっしゃたとのことでした。
放映版が12話での終了は、声優さん達には知らされていたみたいで、各エピソード毎にOPをヒロインが歌うことなっていたということになっていたけど、この話についてはひたぎのOPを流すと千和さんにも話していたいみたいですが、やたら流れるとは思わなかったと言っていました。
キャラクターコメンタリーについて千和さんが「本当に苦行だ」とおっしゃて、通常30分30ページくらいの台本が60ページあってスタッフから「それを詰め込んでくれ」と言われて、収録の途中からランナーズハイになるくらいに大変だったみたいです。
それでもかなり削ったみたいで、後になって「完全版が聞きたいねぇ」って話があったくらいもったいなかったみたいです。(それ俺も欲しいです!)
ただ、そこで阿良々木暦がまだ出ていないということが発覚!?して千和さんがジト目で睨んでような感じでしたが、神谷さん曰く、「いくらでもあとがたりをやるし、佰物語もやったので、それだけは勘弁して欲しい」ということ本当に嫌そうに言っていましたね〜。
また、その会話の中で千和さんが「一人でやったら良いんだ!」って神谷さんに突っ込んでいましたねぇ〜。
平日開催ということでわざわざ来てもらった等価交換ということで抽選会
・ゲストお二人のサイン色紙
VOFAN先生のイラスト色紙
・西尾先生のサイン本(化物語(上))
を各1点づつでしたが、当然、当たりませんでした。
特別試写会という事で来て頂いたので、当然の試写会は…ってところで千和さんが「台詞のない14話?」と突っ込みをしましたが14話ではなくて10話でした。
しかも、今回イベント用タイトルが、あの大スクリーンに一行

「超・なでこスネイク 其ノ貳」

ほんの一瞬の遅れて、どよめき…。(たしかに直前まで自分も14話だと思っていました。けどハガキには一言一句も「先行」「14話」は書いていませんので間違っていないですし、発売延期が公表された時点で14話の先行無いだろうと予測できたハズでした。)
ここで神谷さんがうろたえる感じで大丈夫?とゆまさんに呼びかけると「ここにスク水が映りますよ〜」とゆまさん。
ゲストのお二人が会場の驚きの声にビックリして、ゆまさんが更に「ここはターミネーター4のジャパンプレミアやったところですが、我々はスク水で対抗しようと…」と言って会場内全体の笑いを誘っていました。
神谷さんが「尾石ディレクター曰く、9話は出来損ない、10話は未完成ということで阿良々木暦の台詞も録りなおしをしたいうことでしたが「先週の段階でも原画撮でした…」と神谷さんが暴露。
ゆまさん曰く、「…きっと期待に応えられると思います!」と力強く言って、アフレコからスタッフがぎりぎりまで頑張って作っています。と続けて上映前にゲストお二人の作品に対するコメントを頂いて退場。
ただ、今日の上映からそれに更に発売までに手を加えていく言っていたので、逆にどんな状態で上映されるだろうと思って不安でしたが、いざ上映されると…。
上映内容は
放映時のような紙芝居みたいな状態から一転していて、撫子については、『けしからん』動画になっていました。(笑)
分かる範囲だけでも、撫子の着替えシーンがハッキリクッキリバッチリ!、除霊儀式の時の撫子のアングル&あえぐ姿&失神する姿ががががピー(自主規制)!!・暦が蛇切縄を引き離してのアクションが「するモンキー」のときの差し替え以上に…追加&変わっています。
たしかにこれはアフレコ録りなおししないわけにはいかなくなるなぁというくらい違ってました。
凄いです。凄いことになってます。
しかも、現段階でこれだけ出来ているのにこれから更に手を加えるとどうなるんだろうって感じです。
このまま製品版になっても自分には文句ないくらい十分な出来上がりになっていると思いました。

「超・なでこスネイク其ノ貳」の上映終了後に続けて

第2部の刀語
ゆまさんがまた何やら袋を持って壇上へ「ここでキャストの3名にゲストで来てもらっています」と言ってスクリーンに3名のキャストが紹介、「おぉぉ!」という野太い歓声がして
・鑢七花役:細谷佳正さん
・とがめ役:田村ゆかりさん
鑢七実役:中原麻衣さん
お3人が壇上へ登場。3人の挨拶のあと、第1部を同様な形でゆまさんの質問形式による4人のトークへ。
いろいろと収録時の話や役作りの大変さを話していましたが、竹先生の絵がアニメになることに対して抵抗があったこともあり興味が低かったためトーク部分を大分、忘れてしまいました。すいません。
うろ覚えですが、あえて挙げれば、台本で毎回読めない漢字があって困ると言う話があったり、会話のやり取りが時代劇調な会話無くて原作を読んだときにびっくりしたとか、また、収録が6時間くらい掛かるということでして、1話は初めてだったこともあり収録に9時間掛かったということだったので驚きです。
既に作品のアフレコは1話、2話、4話が収録終了していると言うこともおっしゃっていましたねぇ。
あと、ナレーションが銀河鉄道999のメーテルを充てていた池田昌子さんということで刀語トークで1番のビックリでした。
第1部の化物語の時と同様に等価交換ということで抽選会
・ゲストお三人のサイン色紙
・竹先生のイラスト色紙
・西尾先生のサイン本(刀語(第一巻))
をこちらも各1点づつでしたが、やっぱり、当たりませんでした。
こちらも上映前にゲストお三人の作品に対するコメントを頂いて退場。
上映内容は
1話は、鉋の所有者である「蝙蝠」です。鈴木さんの演技切れすぎです。
1話1時間ということで、間延びしないかなあと思っていたのですが、観た印象は逆に2時間ドラマを1時間に突っ込んだくらいスピーディであっという間の1時間でした。
竹先生の絵がアニメに合うのかなぁと半信半疑で観た自分に対して恥ずかしくなるくらい不自然な感じが全く無いと言っていいほど、マッチしていて楽しみな事が更に1つ増えました。制作担当のWHITE FOXさんにお詫びと感謝をしなければと思うくらい、この先の12話1年の長丁場を期待したいと思います。
これは毎月1回の放映で見られることができるので、来年からの放送日が待ち遠しくなりました。

イベントが終わったのは、終了予定時刻を30分以上もオーバーした16:30過ぎでしたが、逆に嬉しい誤算でした。それだけ長く楽しめたのですからね。

会場を後にする時に刀語のPOPがあったのでスタッフの方に許可を頂いて撮影。

→ちょっと暗くて見づらいですがご容赦を。

イベントについて全体の終わり方が映画の終演と同じように流れ解散みたいになってしまったことが唯一にして「もったいないなぁ」って感じました。
せめて、ホール内放送で終了の宣言するとか司会進行のゆまさんに壇上へ上がってもらい閉会の宣言を一言言っていただければ、区切りが分かり易かったかなと思えて残念でした。

けど、今回のイベントに参加出来て本当に良かったです。
トークとかで制作の裏話や苦労したことなど、普段では耳にすることが出来ないお話が聞けて非常に嬉しかったですし、楽しかったです。
司会のゆまさん、ゲストの皆さん、影で支えてくださったスタッフの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
また、こういったイベントが開催されば嬉しいです。今度はもっと大きい会場で大勢の方が参加出来るようにしてもらえればと思います。
化物語スト2話&製品版の発売と刀語の放映スタートが非常に楽しみです。

駆け足&ダレた文章になってしまい、ここまで読んでくださった方ありありがとうございました。

その後の行動は、Tさん、Fライデーさん、Cスターさんのブログで報告ということにしてください。m(_ _)m
「昨日のお買い物」は明日にします。ごめんなさい。

では、また。

09/12/9 18:50 追記
本文の誤字脱字の修正をしました。まだ、ありそうだ…。